なし崩しでは終わらないぞ!迎春によせて~2016年の心構え~
2016年がやってまいりました。本年も宜しくお願いいたします。
例年と比べて今年の年明けはちょっとバタバタしていました。新年を待ち構えての年明けではなく「気が付いたら大みそかだね。じゃあ年越しそば食べて初詣行こうか。」といった温度感。不思議な感覚でした。
一方で、例年通りのことも。この年末年始もしっかりと体調を崩しました。笑。
昔から、長期のお休みなどになると「ふっ」と力が抜けてしまうようで、風邪などへの免疫もがくんと落ちるようなんです。
部活動も何もない休日というのはそうそうあるものでもないので、余計に体の調子はおかしくなる一方。何年か振りに行った初売りも、体は拒否反応を示すかのようです。笑。
生徒から届いた年賀状に1枚ずつ返信をしながら、そろそろ休み明けの準備をしなければなぁと思う午後。それが3日の過ごし方でございます。
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問題はあるけど、好きでやっている。”部活動問題”とは何なのか?
年末になり、仕事納めとなりました。
部活動は一昨日で早々に年末休暇。年明け1月からすぐに公式戦があって休んでいるわけにもいかないのですが、休む時は休む。このメリハリをきちんとコントロールしないとこっちも生徒も疲弊してしまう。なんせ、昨年は年末最後の練習試合で歯を折るという事故にあい、散々な目にあっただけに、年末ぎりぎりまで頑張るのはちょっと気が引けます。汗。
年賀状を書いたり、家の中を掃除したり、ちょっと夕飯で新しい料理にチャレンジしたり、2か月後の引っ越しの準備をしたり、ひたすら池井戸作品を読みふけるなど、普段できないことをたくさんして、新年度への英気を養いたいと思います。
土日は、部活動でかかりきりでしたから、何もない日、というのが本当に1年振りです。笑。最近では、その教員の状況について警鐘を鳴らす方が出てきたようで…
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ついに精神崩壊!?私がサラリーマンから教師に転職するまで(その2)
実は、昨年の春に籍を入れた妻が、いよいよ妊娠しました。
そのせいなのか(いや、そのせいだと信じたい…)、ちょっとしたことですぐイライラして怒りを私にぶつけてきます。
ご飯はすべて私が作り、食料品の買い出しもして、ゴミ出しもして、洗濯物は時々回して干して、畳むのは必ずやる。妻には時々の洗濯物回しとそうじ、お皿洗いをお願いしている状況なのですが、おそらく自分の体調のことでめいっぱいなのでしょう。怒りをバンバンぶつけてきます。苦笑。
妊婦は葉酸やビタミンの摂取が良いと聞くので、部活で仲良くしている顧問の先生から教わった小松菜、ホウレンソウ、ブロッコリーを毎食に必ず1品は入れて出しています。これも効果ナシ。笑。
職場の養護教諭の方が少し先を行く妊婦さんなので、アドバイスをもらった技のひとつ「つわり時期でも食べられそうなものを考えて買ってくる」という作戦も、ミカンゼリーを買ってきてアピールするも特に反応なし。笑。
こうして旦那は、妻のいるリビングで一緒に時を過ごしながらブログ更新に勤しむのでした…苦笑。
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精神的に追い込まれた新社会人時代。私がサラリーマンから教師に転職するまで(その1)
私の勤務校では、冬休み前の三者面談が昨日で終わったところです。夏休み以降の生徒の学校でのようすを中心にお話をさせていただきました。
大変悲しいことに、特に悪いことをしていない生徒のほうが面談時間は短くなります。良いこともしていない、いわゆる人畜無害タイプの生徒。これは面談の時に何をお話ししたらよいのか、非常に迷います。
こういう生徒を見つけるたびに、日頃の生徒観察がきちんとできていないんだなぁ、と申し訳ない気持ちになります。反省しなければいけませんね。
年末ということもあって、面談を迎える前に生徒達と1年間の振り返りを行ったりもしました。私は4年目の教員シーズンを迎えて、やはり卒業生を出したことでずいぶんココロの余裕が生まれたように感じます。3年前は転職したてということもあって、こうはいきませんでしたから。
思い返すと、よく民間企業、しかも設立数年のベンチャー企業から教員に転職したよなぁ、と過去の自分を褒めてしまいます。
ブログへ流入しているユーザーの検索ワードの大半が「転職」がらみのキーワードであることを考えると、サラリーマンから教師への転職を検討されている方が多と思われます。
今日は、改めて自分がどのようにして転職することとなったのかを、自分自身のためにも振り返ってみたいと思います。
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認めても、それが正しいとは思わない。”100の正義”と”1の正義”のすり合わせ方。
教員をやっていると、生徒に問題が起きた時に教員同士のぶつかりが良く起こります。
何を指導するか、どういう方向に話を持っていくか、どこまでを指導し、どこまでを我慢して見逃すのか、保護者への連絡はどうするか、この子も同様の指導を入れるか、指導の重さをAくんとBくんで変えるかどうか、被害児童の子に過失や原因はないか、あるならばどのような指導をするか、などなど…
どんな仕事でもそうですが、人、ことさら赤の他人の、しかも子どもを相手にする以上は、事細かに事実を整理して、指導の言葉ひとつひとつに真心を込めて行わないと、後々「しこり」が残り、教員との関係が悪化することもあります。
それだけならまだよいのですが、最終的には保護者が一生かけて育てていく子どもなのに、(我々教員が介在したことで)親と子の関係がこじれるようなことは絶対あってはならない。そんなことを考えながら指導にあたります。
以前も記事に上げましたが、各家庭に正義があり、善悪があるため、どこまで”入っていくか”という点についても、やはり教員同士で議論になるポイントです。
challenge-teacher.hatenablog.com
では、さまざまな正義がある中で、私たち教員が取るべきスタンスはどのような形がもっともよいのでしょうか?
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