中学校の先生のホンネ

サラリーマンから公立中学校の先生に転職した私が、現場の実際のところや日々感じること、思うところをまとめていきます。これから先生になろうと考えている人、現場の先生がただけでなく、学校と何らかのかかわりのある全ての方に読んでもらえたら嬉しいです。

ブログを開設しました!このブログでやりたいこと

偶然にもこのブログにたどり着いた方へ、来訪して下さりありがとうございます。

 

私は現在、3年半前の4月に某自治体で中学校の理科教師として採用されました。まだ4年目という新米教師ですが、都内で営業職を3年ほどしていましたので、もうすぐ30歳という大台に乗るところです。30ってなんだか重たい響きですね…苦笑

 

それはそれでよいとして、この夏休みという比較的時間のある時に、ふとブログを立ち上げました。なんとなく立ち上げたくなっただけです(笑)。この「なんとなく」って何なんだろう?と考えてみました。

 

 

ところで、この「教師」という仕事に就く前から感じていたのですが、学校の先生という仕事は、世間では割と話題に上りやすい職業のひとつではないかと思います。その理由はおそらく、どんな人でも、「学校」というコミュニティに必ずかかわりを持ったことがある、または現在かかわりがある人が多いからです。

 

生徒として、親として、地域に住まう方として、これだけでもかなりの数です。もちろん、現職の公務員の方だってそうですね。修学旅行などの営業に来る旅行会社の人や、保険を売りにくるおばちゃん、教師を相手にしたお弁当屋さんなど、学校相手の商売も多岐にわたります。

 

そうすると、様々な立場の方が「学校」という場所、「教師」という仕事(またはその人となり)についてバラバラな印象を持ちます。

 

「教員は夏休みがあって楽だ」「いじめを隠そうとする」「公務員だから安定している」「とにかく忙しそう」「部活はタダ働きだよね」などなど・・・そりゃそうですよね。立場が違えば、見える印象も変わるものです。

 

だからなのか、これから教師になろう!と思っている人がいろいろと本を読んだり、ネットで調べたり、現場の先生に話を聞くと、意見はバラバラ。結局「実際のところ」という点が「?」というのが、私が教師に転職するにあたっての印象でした。

 

(特にブログなどは、批判的な内容が多いこと、多いこと…これでは夢と希望を持った教師の卵はイヤになってしまうと思うんです。現実を伝えることも大切ですが、否定的な見方ばかりを文字で見せられると、ちょっとねぇ…?)

 

そこで、これから学校現場に入ろうと考えている教師志望の方が、少しでもそういった「?」を解消できるように、また、現場の教師のことをなんとなく知りたい保護者や、先生のホンネを知りたいというレアな生徒(笑)のために、現場の教師でありながら、一般企業での勤務経験も生かして「客観的に」「中立的に」を意識して「現場のホンネ」を伝えていこう、と考えて、ブログの開設に至りました。

 

 

もちろん、私は現場側の人間ですので、どうしても偏った見方が出てきてしまうこともあるかもしれませんが、「客観的に」「中立的に」を常に頭に置いて書いていきたいと思いますので、ぜひ参考にしてもらえたらと思います。

 

コメントなども大歓迎です。色々と議論を交わしていきながら、私も考え方を広げ、深めていける場になるといいなぁと思っています。

 

それでは、ブログ、やってみよう!えいえいおー!